光る君へ〜撫子の花🌸

練り切り

「見るままに 露ぞこぼるる おくれにし 心も知らぬ 撫子の花」

秋の七草の一つにも数えられる『撫子』

古くから自生している花で、色も形も可憐であるため「撫でていつくしむ可愛い子」という意味で名付けられたとも
言われています。

紫みのある薄い紅色を『撫子色』と呼び

着物の柄にも『撫子文様』が多く用いられていて

平安時代の女性から広く愛された花の一つだったことが伺えます。

『やまとなでしこ』という言葉もこの時代まで遡ることができます。